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ORANGE
田中 さん
場所 | 東京都目黒区 | 竣工 | 2014年7月 | 職業 | 会社役員 |
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家づくり
への想い
唯一無二の家にしたいと思っていました。
もともと建築家はアーティスト的な建築家と仕事家的な建築家にカテゴライズして考えていました。
建築家と家を建てることにした一番の理由は、自分達のニーズをしっかり汲んでそれを具現化してくれる事でした。
建築家を決める際、デザイン、アートといったキーワードで検索していたのですが、今はイメージとしてはライフスカルプチャという言葉が脳裏にあります。
一番の不安はコスト面でしたが、これから何十年も人生をかたどってもらう箱であると考えると、それにかけるコストを削る事がいかに愚かな事かとさえ思えてきます。
建築家と
の出逢い
仕事場での先輩である坂野氏の家を見てもう他にオプションはないと確信してはおりましたが、お話を進めるに従って、私どもの正しい姿や生き方を導きだしてくれる事が実感でき、前田アトリエに決意しました。
前田先生とのやり取りの中で、これまでは与えられた環境が必然でありそれにシェイプされた生活を強いられていた事に気付き、逆に自分たちのあるべき生活を取り戻す事ができるのではと確信しました。
想いや夢
を形に
初めての前田アトリエは、しっかりと話を聞いてくれる、という印象でした。
しかも行間から私どもの意識下にある深層心理を導きだしてくれる事がとても印象に残っています。
自分探しの旅となりました。
最初の案を模型やグラフィックスで目にした時、正直、自分の想像の粋を超越していたので驚きました。
しかしそこには自分たちが意識下で求めていたものが確実に色濃く寄せ集まっていたという印象です。
ここだけ
の空気
住んでみて、これまでの生活は常識という枠に狭められた選択肢の集合体であったと感じました。
家族それぞれの正しい生き方、選択肢、生活習慣というのがあってこそ人生が豊かになる事を実感しました。
これまでは与えられた環境が必然でありそれにシェイプされた生活を強いられていた事に気付き、逆に自分たちのあるべき生活を取り戻す事ができていると確信しました。
家を建てて、本当の自由を手に入れた気がします。
家の全てのパートに作り手の魂が籠っており生活のふとした一面からそれが伝わってきたりします。
毎日主役が代わり絶える事の無い新たなストーリーが展開される人生劇場のステージといった感じです。
家族がみなそれぞれに、考え方が柔軟になったと感じます。
家づくりの
苦労と喜び
竣工までの間で一番うれしかったのは、担当していただいた白石さん、前田先生という新たな家族の一員が増えた事です。
自分たちの事をここまで思ってくれた人々はこれまでにいなかったのではと想うほどです。
逆に、苦労したのは、コスト的な問題であきらめなければならない事がいくつかあったことです。
こうだったら良かったなという点は、家全面がFRPであったらなと思います。
建築家と
過ごした時間
アトリエとの出会いから竣工までは、自分たちの世界感を再認識し、自分たちの世界を再構築する大切な時間でした。
もう1回建てるなら、前田アトリエ以外には考えられません。
前田アトリエで創ってくださるものは単なるデザイン住宅ではなく、ライフデザインそのものです。
住み手一人一人の特性や土地といった複数の要素の掛け合わせからそこにあるべくしてある家が描かれていきます。
そこには、まさに多くの偶然と必然の積み重ねで生まれる我が子の誕生の感動と近しいものがあります。
また、コモディティ化が進む現代社会の中で忘れ去られようとしている貴重な人と人、人と物のつながりの体験でもあります。
お読みいただき、ありがとうございます。
想い描いた夢を実現するパートナーとして僕達を選んでくださった田中さんから頂いたメッセージをご紹介させていただきました。
もしも、あなたが、こうした家の建て方にご興味を持たれたなら、ぜひご連絡ください。
そしてアトリエに遊びに来てください。
歓迎します。