建築家と建てる家 建築家との家づくり > クライアントから > クライアントから02:MALIBU
MALIBU
尾関 さん
場所 | 栃木県宇都宮市 | 竣工 | 2005年8月 | 職業 | 会社役員 |
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家づくり
への想い
小さい頃から決して裕福でない借家ぐらしで、マイホームは本当に大きな夢でした。
そういう方は多いのでしょうけれども、自分にとっては、もっともっと大きな夢だったように感じています。
家族はとても大切な存在。
だから、皆の気配を常に感じる家にしたいと思っていました。
また、趣味のバイクもいつも手の届く場所で、いつもとは違った感じで眺めていたかったんです。
沢山の要望がありましたし複雑な空間が希望でした。
ハウスメーカーに希望を伝えると工事代金がとても高く、ことごとく断られていました。
だから建築家に頼むしかないと思いました。
建築家と
の出逢い
正直申し上げますと、実は建築家にあまり良いイメージは持っていませんでした。
建築に関する雑誌類も見た事がなかったので、妻が見せてくれたホームページから受けたイメージのみでした。
でも、前田先生とお逢いした時から、不安など全く感じた事は無かったです。
自分の感触に共感してくれるような雰囲気、自分たちと価値観が一緒だと感じました。
ここだけ
の空気
住み易いとか、暖かいとか、使い易いとか、そんな当たり前の言葉だけではなく、なんといえばいいのか、、、、自分の気持ちにあてはまるうまい言葉が見当たりませんが、私にとっての最高の癒しと至福の時をくれる場所というような感じです。
仕事や対人関係の中にいながら、毎日をどこか安心感と背中合わせで居られるようになりました。
一番のお気に入りは、黒御影石の上に鎮座するバイクが置かれてるステージです。
このオートバイとは、若い頃からずっと一緒で苦楽を共にした相棒でしたから。
ある意味、家族より長く居たからそのマシンに対する敬意を払える場所なんです。
建築家と
過ごした時間
竣工までの一番の楽しみは、前田先生が現場に来られることでした。
その後の宴会がもう最高で、本当に良く呑んだんです。
途中からは、家の完成より先生と呑むことの方に夢中だったように覚えています(笑)。
エピソードを書き始めたら作文用紙1000枚でも足りないくらいです。
あんなに幸せな時間はもう二度と無いだろうと思います。
私の人生であの期間ほど腑抜けでだらしない時間を過ごしたのは初めてでした(笑)。
とにかく毎日がMAXでした。
家をつくっている最中から、いつの間にかアトリエも私の家族も一緒みたいになっていたように覚えてます。
それは、家が完成して十年くらい経った今でも何も変わっていません。
スタッフの人たちも一緒によく一緒に吞んだり、時には旅行に一緒に行ったり。
家作りを通して本当に人生が一変したように感じています。
未来の施主の
みなさんへ
私が口癖のようにアトリエの人たちに話していた事があるんです。
「家を建てるって八百屋で1本100円で大根を買うのとは訳が違うんだよね、、、」
とね。
当たり前のようだけどそこには「絶対」がゴマンとあり「意思疎通」が寸分違わず完璧であり、建築家がクライアントに「憑依」しなければ、この言葉の意味は表面しか判らないと思うんです。
でもね、前田アトリエはそれを完璧にこなしてくれました。
私にMALIBUが出来上がるずっと前から最高の時をくれたのです。
だからね、いろんな意味で、深い生身の建築人に依頼しなきゃダメなんだと思っています。
自分の夢を託すのに機械みたいな人には託せ無いのではないでしょうか?
私に幸せをくれた前田先生には言葉では言い表せない感謝があります。
きっとこれは私が死ぬまで永遠に続いていくことなんだと思います。
選択肢はたくさんあります。
決めるのもクライアントです。
だから間違えないで一生一度の高額な買い物をしてください、それで幸せにね、っていうことですかね。
お読みいただき、ありがとうございます。
想い描いた夢を実現するパートナーとして僕達を選んでくださった尾関さんから頂いたメッセージをご紹介させていただきました。
もしも、あなたが、こうした家の建て方にご興味を持たれたならぜひご連絡ください。
そしてアトリエに遊びに来てください。
歓迎します。