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エッセイ
 —後援:総合資格学院— 後援:総合資格学院

目的によって選べる5つのコース

前田紀貞建築塾では、建築を学びたい・学びなおしたい方のニーズに幅広く応えるため、入塾ご希望者の立場や目的に合わせた5つのコースを用意しています。
どのコースも、「絶対にこの資格が必要」「〇〇コースを先に卒塾していること」等の条件は設けていないので原則として自由に選択できますが、目的や経験とズレた選択をしてしまうと良い結果につながらないこともあります。
コース選択にあたっては下記各コースの詳細や卒塾生インタビュー、よくある質問等を参照して、悔いのない選択をしてください。

各コースの概要

5つのコースは下記のように分けられており、いずれのコースもそれぞれのコース専用の演習・講義と「建築論講義』のとセットとなっています。
「建築論講義」は原則として自由参加ですが、建築家の「手(技術)」と「頭(知)」をともに鍛えるという建築塾の基本的なあり方の中で「知」の部分の多くを支えるのがこの「建築論講義」ですので、どのコースの方もできるだけ併せて講義に参加することをお勧めします。
なお、「建築論講義」のみの受講は原則としてできません。また、「建築論講義」を受講してもしなくても、各コースの授業料は変わりません。

コース表

コースの選択について

「設計演習コース」「アルゴリズム建築コース」「アドバンス設計演習コース」は原則としてどなたでも入塾いただけます。ただし「アルゴリズム建築コース」「アドバンス設計演習コース」はある程度基本的なスキル(エスキス、模型製作、プレゼンテーション等)がある方を想定したカリキュラムを組んでいますので、建築入門者や大学低学年の方がいきなり取り組むには少し難しいかもしれません。また「設計演習コース」は未経験者の方でも取り組めるようカリキュラムを設計していますが、決して“初心者専用のコース”というわけではなく、未経験者から既に建築の実務に就いている方まで、それぞれのレベルに合わせた個別指導で老若男女・知識や技術の多寡を問わず「建築を創造する筋」を学べます。

「卒業設計・修士設計コース」は、その名の通り卒業設計・修士設計の製作サポートに特化したコースです。カリキュラム構成は設計演習コースと似ていますが、設計演習コースでは塾が設定した演習課題に取り組んでいただくのに対し、卒業・修士設計コースでは各人個別の製作課題・ペースに沿って徹底個別指導を行うのが大きな違いです。また、期間が決まっている他のコースと異なり、入塾希望者の製作時期に応じ、原則として一年中いつでも入塾可能であることも「卒業設計・修士設計コース」の特徴です。

「実務プロコース」は既に建築設計の実務を営んでいる方(独立されているか組織にお勤めかは問いません)を主な対象に、建築実務の世界で直面する様々な課題への姿勢・具体的な対策などについて学べるコースです。具体的な製作演習を中心に進む他の3つのコースとは少し毛色が違い、実務プロコースは講義を中心に進みます。20年以上にわたり先鋭的な作品をつくり続けてきた前田紀貞アトリエの経験とノウハウを全て注ぎ込んでいますので、実務で行き詰まりを感じていたり、建築家として近々独立しようと考えている方に特にお勧めいたします。

「建築論講義」と「宴」

いずれのコースの塾生も、各コース個別の演習・講義と併せて「建築論講義」を無料で受講することができます。
「建築論講義」では、建築空間を創る上で必要となる哲学・芸術・科学・文学・建築論・建築史の知識を塾長自ら分かりやすく講義します。
それぞれのコースの演習が主に建築の“技”を鍛えるものだとすると、「建築論講義」は主に創造の根っこに据えるべき“知”を鍛えるためのものです。必修ではありませんが、いずれのコースとも深く関わる内容であり、各コースでの学びを一層深めるためにも積極的な受講をおすすします。

また、毎週土曜日に全ての講義が終了した後には、全コースの塾生が一同に介して「宴(うたげ)」と称する飲み会を催します(参加費無料)。こちらも自由参加ですが、授業では交流の機会の少ない他のコースの塾生や前田紀貞アトリエのスタッフと触れ合ったり、酒の席だからこそできる本音の話ができる場ですので、ぜひ参加して下さい。

複数コース同時履修について

なお、各コースの講義時間は重複していませんので、複数コースを並行して受講することも可能です。ただし、それぞれのコースで取り組むことになる課題のボリュームもかなりありますので、複数同時受講をご検討の際には事前にご相談いただくことをお勧めいたします。

コース選択で迷っている方に

その他、コース選択に関するよくある質問や、卒塾生インタビューもご参照ください。それでも解決しない疑問がある場合には、体験講座や講義見学(要事前連絡)などの機会に直接スタッフにご相談いただくか、メール・お電話でお問い合わせいただければコース選択に関するアドバイスを差し上げますので、お気軽にどうぞ。

カリキュラムについて

詳細なカリキュラムを以下に掲載しています。コース選択の参考にご参照ください。

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設計を学びたい・学びなおしたい全ての人に

「設計演習コース」  【卒塾生の過去作品はこちら】(PDFが開きます)

設計演習コーズ

【設計演習コース 募集要項】 (PDF版コース概要はこちら

(1)入塾募集期間

(2)開講期間

(3)開講日・時間

(4)募集人数

(5)授業料

(6)指導内容・方法

(7)カリキュラム

(8)その他注意事項等

第26期塾生募集期間 令和6年3月~
・開講後の途中入塾についてはお問合せください。
・応募が定員を超えた場合、やむを得ず今期の入塾をお断りする場合があります。
 あらかじめご了承ください。

令和6年6月1日(土)~ 約6ヶ月間

毎週土曜日 14:30~16:00(建築論講義は別途

10名前後 

月謝制 22,000円/月 (税込)

○主な指導内容
テーマやプログラムの異なる3つの設計演習課題を通じ、塾長直々の指導のもと で主に下記のような内容を学びます。
・コンセプトのまとめ方      ・エスキスの受け方
・スケッチの仕方         ・空間構成の方法
・デザインテクニック       ・建築模型の作り方
・建築作品のプレゼンテーション
・ソフトの基本(VectorWorks/Illustrator/Photoshop/FormZ 等)

○指導の方法
・塾開講日の直接指導のほか、mixiを用いたウェブ指導(エスキスチェッ ク等)を随時受けら れます。
・各演習課題の最後には、アトリエスタッフや卒塾生を交えた講評会で作品に対する具体的な講 評を受けられます。
・ソフトウェア講習等では、設計の現場で各種ソフトを使いこなしているアトリエスタッフが直 接指導し、必要なスキルを効率的に伝授します。

○「建築論講義」について
・設計演習コースの塾生は演習後の「建築論講義」無料で受講できます。
 必修ではありませんが、建築家としての「知」を鍛え、演習課題での学びをより深いものとす るため、特に設計演習コースの方には積極的な受講をお勧めしています。
 設計演習コースの概要についてはこちらをご覧ください。

○その他
・過去の設計演習コースの作品例はこちら
・設計演習コース卒塾生へのインタビューはこちら
・コース選択に関する「よくある質問」はこちら


これからの時代の建築を学びたい人に

「アドバンス設計演習コース」

アドバンス設計演習コーズ

【アドバンス設計演習コース 募集要項】 

(1)入塾募集期間

(2)開講期間

(3)開講日・時間

(4)募集人数

(5)授業料

(6)指導内容・方法

(7)カリキュラム

(8)その他注意事項等

第26期塾生募集期間 令和6年3月~
・開講後の途中入塾についてはお問合せください。
・応募が定員を超えた場合、やむを得ず今期の入塾をお断りする場合があります。
 あらかじめご了承ください。

令和6年6月1日(土)~ 約6ヶ月間

毎週土曜日16:00〜17:00(建築論講義は別途

10名前後 

月謝制 22,000円/月 (税込)

○主な指導内容
“建物をつくるだけ”の建築家ではない『これからの時代の建築家』を目指す人のためのコース。従来の「増産期の時代の建築」ではなく、来たる「人口減少期の建築の作り方」を学べる。縮小へ向かう時代の変化を踏まえたリアルな課題を通して、都市スケールでの思考力/社会性ある提案力/これからの建築家像などを学べる。
・来たる時代の読み方        ・社会性のあるコンセプトのつくり方
・都市スケールでの思考方法     ・サーベイの方法
・ソフトとハードの構成方法     ・建築を建てた後の運営方法への考え方
・高度なプレゼンテーション
・ソフトの基本~応用(Rhinoceros/SketchUp/Thearender/Illustrator/Photoshop 等)

○指導の方法
・塾開講日の直接指導のほか、mixiを用いたウェブ指導(エスキスチェッ ク等)を随時受けら れます。
・各演習課題の最後には、アトリエスタッフや卒塾生を交えた講評会で作品に対する具体的な講 評を受けられます。
・ソフトウェア講習等では、設計の現場で各種ソフトを使いこなしているアトリエスタッフが直 接指導し、必要なスキルを効率的に伝授します。

○「建築論講義」について
・アドバンス設計演習コースの塾生は演習後の「建築論講義」無料で受講できます。
 必修ではありませんが、建築家としての「知」を鍛え、演習課題での学びをより深いものとす るため、特にアドバンス設計演習コースの方には積極的な受講をお勧めしています。
 設計演習コースの概要についてはこちらをご覧ください。

○その他
・過去の設計演習コースの作品例はこちら
・設計演習コース卒塾生へのインタビューはこちら
・コース選択に関する「よくある質問」はこちら


新しい設計手法に興味がある方に

「アルゴリズム建築コース」

アルゴリズム建築コース

【アルゴリズム建築コース 募集要項】 (PDF版コース概要はこちら

(1)入塾募集期間

(2)開講期間

(3)開講日・時間

(4)募集人数

(5)授業料

(6)指導内容・方法

(7)カリキュラム

(8)その他注意事項等

第26期生募集期間 令和6年3月~
・開講後の途中入塾についてはお問合せください。
・応募が定員を超えた場合、やむを得ず今期の入塾をお断りする場合があります。
 あらかじめご了承ください。

令和6年6月1日(土)~ 約6ヶ月間
※他コースと開講時期・期間が異なりますのでご注意下さい。

毎週土曜日13:30〜16:00(講義13:30〜14:30/演習14:30〜16:00)(建築論講義は別途
・前半は講師によるアルゴリズム建築講座、後半はTAによるプログラミング演習指導となります。

10名前後

月謝制 25,000円/月 (税込)

○主な指導内容

・建築分野におけるコンピューター・アルゴリズム利用のための主流ツールであるProcessing及びGrasshopper(3次元CAD「Rhinoceros」のプラグイン)を利用しつつ、これからの建築デザインにおいて必須でなっていくであろうアルゴリズミック・デザインの思考と手法を集中的に学ぶコースです。

・Processing/Grasshopper初心者はもちろん、プログラミング自体が初めてという方でも基礎から丁寧に教授しますので、プログラミング初心者でも無理なく受講可能です。また、あくまで建築デザインに特化したアルゴリズミック/パラメトリック・デザインの応用を主眼としており、二つの設計演習課題や随時のミニクイズを通して思考と技術を体得できるようなコースとなっているので「ある程度これらの手法を知ってはいるものの、どう建築デザインに活かしてよいかが分からない」という方にもお勧めです。

 主な講義の内容は以下の通り:

 1.アルゴリズム建築概論
 ・アルゴリズムとはなにか?     ・非線形性と非決定性
 ・コンピューターの中の「自然」   ・アルゴリズム建築作品紹介
 ・自己組織化、カオス、フラクタル  ・遺伝的アルゴリズム
 ・セルオートマトン         ・群の数理
 ・マテリアル・プログラミング概論  ...など

 2.アルゴリズム建築演習
 ・Processingプログラミングの基礎  ・2次元描画の基礎と応用
 ・ルールの発見/記述/コード化    ・アニメーション表現(フレームループ)の基礎
 ・コードの構造化(配列/クラス)  ・3次元描画の基礎と応用
 ・さまざまなシミュレーション    ・Rhinoceros/Grasshopperの基礎
 ・Processing/Grasshopperの連携  ・2つの建築デザイン課題    ...など

○指導の方法

・塾開講日の講義は塾長による座学形式の授業(講義・演習課題エスキス)とTAによるプログラム演習の2本立てで行います。また、それ以外の日でもmixi等を用いて随時塾長及びTAとの質疑等が可能です。

・本コースでは、プログラミング演習で習得できるレベルの知識を用いて、各自で実際にアルゴリズムを用いた設計演習課題に取り組んでもらいます。最終成果品は<設計演習コース>の講評会と同時に発表し、塾長及びアトリエスタッフ等の丁寧な講評を受けられます。

○「建築論講義」について
アルゴリズム建築コースの塾生は本講義の後に行われる<建築論講義>を無料で受講できます。必修ではありませんが、骨太な建築作品を作っていく「知」の芯を鍛えるためにも、積極的な受講をおすすめしています。<建築論講義>の概要についてはこちらをご覧ください。

○前田紀貞ブログ 関連記事リンク
 ―『未来を担う建築家:Proxy(アルゴリズム建築)』
 ―『新作:記憶を光に変えたアルゴリズム建築(I remember you)』
 ―『アルゴリズム建築 第二弾(EAST&WEST)』

○その他

・本講義には原則として個人用のノートPCが必要です。お持ちでない方は入塾申込時に担当者にご相談下さい。

・コース選択に関する「よくある質問」はこちら






学生生活の集大成をハイレベルに仕上げたい方に

「卒業設計・修士設計コース」【卒塾生の過去作品はこちら】(PDFが開きます)

卒計コーズ

【卒業設計・修士設計コース 募集要項】 (PDF版コース概要はこちら

(1)入塾募集期間

(2)開講期間

(3)開講日・時間

(4)募集人数

(5)授業料

(6)指導内容・方法

(7)カリキュラム

(8)卒塾生の主な実績

(9)その他注意事項等

 第26期塾生募集期間 令和6年3月~
・本コースは、各自の卒業設計・修士設計のスケジュールに合わせて随時入塾希望を受け付けて いますので、上記募集期間以外でも応募は可能です。
・応募が定員を超えた場合、やむを得ず今期の入塾をお断りする場合があります。
 あらかじめご了承ください。

いつでも開始OK ~(卒業設計・修士設計提出まで)
・上記(1)の正規応募期間外の応募の場合には、最短で応募日の翌週の授業日(それ以降の場 合は希望開始日)からの受講となります。
・通常の大学の提出スケジュールを考えると、例年1〜3月にはコンセプトづくり・敷地選定に 着手することをおすすめします。
 また、上記募集期間外の応募の場合、併せて無料で受講できる<建築論講義>については途中 回からの参加となりますので、ご注意下さい。

講義日・時間 毎週不定期 適宜調整 (建築論講義は別途

10名前後 

月謝制 22,000円/月 (税込)

○主な指導内容
 学生生活の集大成である卒業設計・修士設計を高いレベルで完成させるための個別指導コース 。骨太なコンセプトの練り上げから空間構成、模型・図面の作成、人を引きつけるプレゼンテ ーションの方法まで密着指導。大学内での講評や卒業設計日本一展等での上位評価獲得と、将 来につながるポートフォリオの充実を目指す学生におすすめです。
主な指導内容は下記のとおり
・コンセプトのつくり方         ・ストーリーの進め方
・卒論との関係のさせ方         ・敷地選定の方法
・空間のつくり方            ・デザインを展開するテクニック
・模型写真の撮り方           ・伝える魅せる模型の作り方
・ソフトの使い方(V ectorW orks, Illustrator, Photoshop,Form Z等)
・魅力的なプレゼンシートとプレゼンテーションのデザイン ...等

○指導の方法
・塾開講日の直接指導のほか、それ以外の日でもmixiやskypeを用いたウェブ指導(エスキスチ ェック等)を随時受けられます(skypeでの指導は事前に日時を相談いただきます)。
 ソフトウェア講習等では、設計の現場で各種ソフトに熟練したアトリエスタッフが直接指導し 必要なスキルを効率的に伝授します。

・せんだい卒業設計日本一展 :  大野舞(全国5位)、橋本健(全国6位)
・JIA卒業設計コンクール :     安齋寿雄(宮崎浩賞)
・赤レンガ倉庫卒業設計展 :   待鳥絢子(伊東豊雄賞)、蝦名達朗(内藤廣賞)
・その他 :           川畑勝也(武蔵美賞)、橋本健(坂本一成賞)
                 円城寺香菜(青木淳賞)、増田亮(五十嵐太郎賞)
                 柳沢彩(貝島桃代賞)、村越千紗(長谷川逸子賞)

○「建築論講義」について
・卒業設計・修士設計コースの塾生は演習の後の<建築論講義>を無料で受講できます。必修で はありませんが、建築家としての「知」を鍛え、表層的な批評に揺るがされない骨太な卒業設 計・修士設計作品を製作するためにも、積極的な受講をおすすめしています。<建築論講義> の概要についてはこちらをご覧ください。

○その他
・過去の卒業設計・修士設計コースの作品例はこちら
・卒業設計・修士設計コースの卒塾生へのインタビューはこちら
・コース選択に関する「よくある質問」はこちら






すでにプロとして独立されている方にも

「実務プロコース」   【実務プロコースのブログはこちら

実務プロコース

【実務プロコース 募集要項】 (PDF版コース概要はこちら

(1)入塾募集期間

(2)開講期間

(3)開講日・時間

(4)募集人数

(5)授業料

(6)指導内容・方法

(7)カリキュラム

(8)その他注意事項等

※今期はプロコースの開講は致しません
・開講後の途中入塾についてはお問合せください。
・応募が定員を超えた場合、やむを得ず今期の入塾をお断りする場合があります。
 あらかじめご了承ください。

令和0年00月00日(土)~ 約0ヶ月間

毎週土曜日00:00〜00:00(建築論講義は別途
※仕事の都合で過半数が参加できない場合、翌週水曜日夜に同内容の補講を行います。

10名前後

月謝制 25,000円/月 (税込)

○主な指導内容
実際に社会に出て建築設計業務に従事している方、独立した(又は近い将来独立したい)方のための実務者向けコースです。
前田アトリエの20年以上にわたる膨大な経験とノウハウを惜しげなく注入し、創作のエッセンスはもちろん、建築を生業としていくために必要なその他の膨大な知識や技能を伝授します。
講義の内容は下記を予定:
・「今、建築家は何を問題にすべきか?」 ・世界の観方(建築創作の要)
・思想とデザインの論点とは       ・言葉の遣い方、コンセプト文の書き方
・自己批評の方法            ・プロ用プレゼンシートの作成法
・C G ・動画・模型の製作方法       ・実施図面・ディテール図面
・見積書への対処            ・現場監理の勘所
・セルフビルドについて         ・不具合(瑕疵)を作らないために
・建築家が知っておくべき法律      ・設計事務所“所長”の仕事(会社組織との違い)
・スタッフの後進教育          ・依頼主、工務店との関係構築
・竣工写真・模型写真の撮影テクニック  ・前田紀貞アトリエの現場見学会
・竣工後のアフターフォロー       ・ストレスとの付き合い方
・仕事の取り方・つくり方         ・そもそも建築設計とは   ...等

○指導の方法
・塾開講日の直接指導(座学)のほか、それ以外の日でもmixi等を用いて随時塾長との質疑等が 可能です。
 基本的には座学中心のコースですが、一部の題目については、ミニ演習課題にも取り組んでい ただきます。
・ソフトウェア講習等では、設計の現場で各種ソフトに熟練したアトリエスタッフが直接指導し 、必要なスキルを効率的に伝授します。

○「建築論講義」について
・実務プロコースの塾生は講義の前の時間に行われる<建築論講義>を無料で受講できます。必修ではありませんが、骨太な建築作品を作っていく「知」の芯を鍛えるためにも、積極的な受講をおすすめしています。<建築論講義>の概要についてはこちらをご覧ください。

○その他
・過去の設計演習コースの作品例はこちら
・実務プロコースの塾生へのインタビューはこちら
・コース選択に関する「よくある質問」はこちら




建築家の「根」を鍛える前田紀貞建築塾の看板講座

「建築論講義」について

(1)概 要

(2)開講期間

(3)開講日・時間

(4)指導内容・方法

<建築論講義>は、全てのコースの塾生を対象に無料で行われる座学形式の講義です。
受講は強制ではありませんが、各コースの内容と密接に関連する、建築家のための「知」を鍛える講座となっていますので、特段の事情がない限りは受講を強くおすすめします。
※(PDF版概要はこちら

令和6年6月1日(土)~ 約6ヶ月間

毎週土曜日 17:00〜18:00

○主な講義内容
建築空間を創る上で必要となる哲学・芸術・科学・文学・建築論・建築史等の知識を分かりやすく講義します。
講義の内容は下記の通り:
・何故「建築論」を学ぶか
・「存在」とは何か:ハイデガー/詩/芸術
・「自然」「風景」とは何か:ゴッホ/ターナ
・「芸術」とは何か:マラルメ/詩
・「美」とは何か:マラルメ/詩
・「場所・空間」とは何か:庭/テレビ/意識野
・「論理と非論理」とは何か:西洋論理との比較/非ず非ず/ツリーとセミラチス
・「形式性」とは何か:形式一般/共産主義/ゲーデルの定理/ユークリッド幾何学
 /建築の形式性/フォルマリズム/近代建築/デコンストラクション
・「形式性の解体」とは何か:各種芸術
・「非決定性」とは何か:不確定性原理/現代科学/ホログラム
・「超越論的・他者性・交通」とは何か:柄谷行人
・「建築史」:合理主義/ロマン主義
・2000年間の西洋哲学のおさらい:形而上学/非形而上学
・「身体性・無意識」とは何か
・「否定の論理・東洋思想・禅」とは何か:禅/道元/西田幾多郎/鈴木大拙 ...等

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